■ ID | 992 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 鴨川流域におけるノニルフェノール化合物の由来 Sources of Nonylphenolic Compounds in the Kamo River Basin |
■ 著者 | 茂木守
Mamoru Motegi
埼玉県環境科学国際センター 野尻喜好 Kiyoshi Nojiri 埼玉県環境科学国際センター 細野繁雄 Shigeo Hosono 埼玉県環境科学国際センター 河村清史 Kiyoshi Kawamura 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本内分泌攪乱化学物質学会第10回研究発表会要旨集、p80、平成19年12月11日 |
■ 抄録・要旨 | 鴨川流域におけるノニルフェノール化合物(ノニルフェノール、ノニルフェノールエトキシレート、ノニルフェノキシ酢酸類)の発生源を特定するため、鴨川に排出水を流し、なおかつノニルフェノール化合物を使用すると考えられる5業種9事業所の排出水等のノニルフェノール化合物濃度を調べた。
ゴム製品製造工場の排出水から1,600μg/Lのノニルフェノール化合物が検出された。その年間排出量は105kg/年と推算されたことから、この事業所を鴨川のノニルフェノール化合物汚染の主な原因と特定した。一方、ガソリンスタンドなど他の8事業所の排出水からも3.2〜32μg/Lのノニルフェノール化合物が検出された。このことから、鴨川では、特定の事業所だけでなく、我々が日常的に利用する施設も汚染原因の一部であると考えられた。 |
■ キーワード | ノニルフェノール、ノニルフェノールエトキシレート、ノニルフェノキシ酢酸、事業所、排水 |
| 一覧に戻る |